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プロフィール
1959年生れ。大阪大学工学部環境工学科卒業後、讀賣テレビ放送株式会社に入社。バラエティー番組『11PM』などのディレクターを務めた後、1986年に東京制作局(アニメの担当部署)へ異動。『ロボタン』『シティーハンター』『YAWARA!』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』『ブラック・ジャック』『名探偵コナン』などのテレビアニメ、劇場用作品を企画・プロデュースする。
現在同社東京制作局東京制作部エグゼクティブ・プロデューサー。
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片岡:
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第13回の右脳インタビューはアニメのプロデューサーとしてご活躍の諏訪道彦さんです。本日はご多忙の中、有難うございます。それではアニメの世界に入ったきっかけなどお伺いしながらインタビューを始めさせて戴きたいと思います。
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諏訪:
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元々漫画は大好きだったのですが、それはあくまで趣味でした。ですから大学も工学部の環境工学科に進み公園計画を学びました。『環境大臣になって日本の生活を守ろう』などという漠然とした気持ちでしたが、実際に大学に入ってみるとギャップを感じました。そこで自分の意見を広めることができるマスメディアを志望して読売テレビ(注1)に入社しました。『11PM』などのバラエティー番組も手がけましたが、入社時に漫画が好きと言っていたからか、その後アニメの担当となりました。まだ当時は、TV局は番組の枠を貸しているだけの完全な外注体制でしたし、アニメは子供のものといった風潮も強くありました。しかし子供“だけ”のものではなく、大人“も”楽しめる作品も出来るはずです。そこで自分たちの創りたい番組を制作しようと手がけたのが『シティーハンター』(注2)です。この時一緒にビジネス権を持つ仕組みも作りました。
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片岡:
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私もシティーハンターのファンでした。少しエッチなところがありましたが、女性にはどうだったのでしょうか?
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諏訪:
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『もっこり』ですね。シティーハンターでは、エッチな表現であっても女性に嫌われないような配慮をしています。例えば主人公の冴羽獠は『もっこり』したり、セクハラ的ないたずらや発言をしますが、その度、天誅が下されます(こっぴどく殴られます)。そしてこういったことはカラッと描きました。また主人公に恋をするヒロインも多いのですが、事件の解決とともに恋も卒業します。彼女たちはそれまで見えなかったもう一つ高いステージに成長していくのです。先日、シティーハンターのDVD(注3)を発売しましたが、1セット10万円のものが3万セットも売れました。とても高価ですので殆どの購入者は大人だと思います。ビジネス的にも大きい金額だったのですが、それ以上に価値を認めてくれる“大人”が沢山いたことが嬉しかったですね。勿論、この方針は『名探偵コナン』(注4)でも同じで、大人にもミステリーを楽しんで貰えるようにしています。『犯人は・・・・』とクイズ番組のようにお茶の間の会話のきっかけになればと思っています。
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片岡:
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コナンの放映時間は所謂ゴールデンタイム(注5)ですね。
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諏訪:
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この時間帯は、本来実写やバラエティー等の表現法の方が適しているのかもしれません。実際コナンも以前に比べて視聴率が出難くなっています。しかし、私はアニメという枠の中で挑戦したいと思っています。そして、特にこの時間帯は、多くの家庭に強引に入り込んでいきますので、見て気持ちがいいもの、面白いものにしようと思います。ですからコナンでは『血は赤くない・・・』。殺害シーンはできるだけ描かないようにしていますし、また『死体』ではなく、『○○さんの遺体』と表現するなど様々な工夫をしています。勿論ミステリーがメインですから、謎解きに必要なものは丁寧に拾って優先します。こういったことが大人“も”楽しめるということに繋がります。
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片岡:
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諏訪さんのプロデュースした作品は各々の原作にはない共通のトーンがあるように感じておりましが、こうした積み重ねが独自の色となっているわけですね。それでは原作(漫画)はどのような位置付けなのでしょうか?
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諏訪:
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基本的に原作者とは、最初にしっかりとしたコミュニケーションをとりますが、そのあとはノータッチです。原作はスポンジケーキのようなものです。スポンジからはクリームを塗って完成するケーキは想像できません。しかし、そうは言ってもスポンジの味はとても大切で、しっかりしたものがないと始まりません。またTV番組が原作の連作漫画に追いついても困りますので、原作のテイストを守りながら、半分程度は自分たちで新しいストーリーを作っています。
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片岡:
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アニメ、実写を問わず漫画を原作とするTV番組や映画が数多くヒットしています。小説でなく漫画を用いるのはなぜなのでしょうか?
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諏訪:
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勿論、広く人気のある漫画の作品であれば当然ゴールデンタイムで数字を取りやすいという面もあります。しかしそれ以上に漫画という形で既に画像化されており、一度成立したものをしっかり噛みしめて番組を制作することができますので、クオリティーの高い作品を創れます。逆に小説等から作る場合は直接画像化しなくてはなりませんので、その分どうしても質の安定が難しくなります。
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片岡:
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原作はどのようにして見つけ出すのでしょうか?
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諏訪:
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とにかく沢山の漫画雑誌を読みます。途中で連載が終わった作品でも、なぜそうなったのか考えます。必ずそれなりの理由があります。そうしているうちに、ふっと時代の“風”を感じるときがあり、そういった作品の原作権を獲得します。作品の獲得やその後の交渉にはやはりゴールデンタイムという枠の力は大きいですね。
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片岡:
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短命なアニメ番組が多いなか、そのゴールデンタイムでコナンは長寿番組となっていますね。
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諏訪:
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長寿番組の代表といえば『サザエさん』(注6)ですが、もう30年以上も続いていて『サザエさんの時間だから6時半か・・』と生活のリズムになっています。だからこそ今でも20%近い視聴率を維持しています。コナンは10年になりますが、そういったリズムとなる番組に育てたいと思っています。また丁度今のように毎週火曜日の収録を10年間続けていますから作り手にとっても特別な時間となっています。
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片岡: |
大人“も”楽しめるからこそ、長い時間をかけて生活の一部に入り込むことが出来るわけですね。ところで、TV番組の制作にはどれくらいの人がかかわっているのでしょうか?
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諏訪:
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分業化が進んでいますので300人近い人がかかわります。私の仕事はそういった人と人、会社の架け橋となって仕事をしやすい環境を作ることです。
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片岡: |
資金の面は如何でしょうか?
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諏訪:
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30分番組(週に1回放映)の製作費は1千万円強です。一般的には『ガキ(アニメ)』と『まげもの(時代劇)』は広告費が集め難い(注7)といわれていていますが、スポンサーは営業が集めます。私は、企画が通った段階で予算がつきますので資金調達に携わる事はありません。
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片岡: |
製作段階で、スポンサーや二次利用、海外展開等を考えるのでしょうか?
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諏訪:
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収益から言うと一次と二次の比率は凡そ1:1となります。しかし製作段階では作品に集中してスポンサーや二次利用を意識する事はありません。例えば『結界師』(注8)では方陣を使ってマヤカシを退治します。こういった退治法はこれまでのゲームにはなくゲーム会社とのタイアップが可能という人もいましたが意識する事はありませんでした。その他の部分、例えば主題歌などでは配慮する事もあります。今回はB’zの稲葉浩志さん(注9)が特別に書いてくれたオリジナル曲を用いていますが、スポンサーのビーイング(注10)の関係です。
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片岡: |
映画については如何でしょうか?
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諏訪:
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映画も同様です。ビジネスな面では、劇場版コナンの製作費は数億円程度、興行収入は30億円程度です。
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片岡: |
映画は有料ですが、集客という面では大きな違いがあるのでしょうか?
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諏訪:
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映画とTVの宣伝は根本的に別物です。映画は決められた空間で作品を見せる事ができますので、とにかく機運を盛り上げ、こんなにいい作品だから見ないと損ですよ・・・と、映画館に入ってもらうことが大切です。TVは逆に手軽に見てもらえますが面白くないと次からは見てもらえません。そういった厳しさもあります。
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片岡: |
TVの視聴率が出難い反面、映画は巨額の興行収入を毎年上げています。映画で利益を生み出す構図となっているのでしょうか?
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諏訪:
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映画とTVは別のチームで行っています。確かに映画は大きなビジネスとなっていますが、あくまでもTVが原点です。またTVは作品の本数が多いので売上の面でもメインです。勿論、映画は大好きですし、何よりロマンがあります。実際に映画館で放映された時は格別です。
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片岡: |
それでは最後に今後の取組みをお聞かせ下さい。
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諏訪:
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まだ先になりますが、いつかオリジナルの作品を作りたいと思っています。これまでは漫画として出版されたものをTV化してきましたが、必要に応じて深夜などの枠も使って、一次出しからTVで行い、“風”を作っていきたいと思っています。
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片岡: |
有難うございました。TV発の“風”とその成長を楽しみにしております。
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(敬称略) |
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−完− |
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インタビュー後記
TV、映画、DVD、海外展開・・・と巨大なアニメ・ビジネスを指揮する諏訪さんですが、TV局では珍しく、ポストの移動を避け、アニメのプロデュースを続ける匠的な情熱家です。そんな諏訪さん作品には、ワイン好きの諏訪さんらしいこだわりや、諏訪さんをモデルにしたキャラクターが時折登場します。そうした遊び心やこだわりは細部まで作り込まれていて、作品により深い楽しみを醸造しています。
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聞き手
片岡 秀太郎
1970年 長崎県生まれ。東京大学工学部卒、大学院修士課程修了。博士課程に在学中、アメリカズカップ・ニッポンチャレンジチームのプロジェクトへの参加を経て、海を愛する夢多き起業家や企業買収家と出会い、その大航海魂に魅せられ起業家を志し、知財問屋 片岡秀太郎商店を設立。 |
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脚注
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注1 |
讀賣テレビ放送株式会社(呼出名称 よみうりテレビ)
http://www.ytv.co.jp/
代表取締役社長 田 孝治
創立 1958年2月13日(資本金 6億5千万円)
本社 〒540-8510 大阪市中央区城見2-2-33
東京支社 〒105-7110 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター10階
主な株主(2005年)
日本テレビ放送網株式会社 (11.59%)
株式会社読売新聞グループ本社 (10.78%)
讀賣ゴルフ株式会社 (10.23%) ※1
野村土地建物株式会社 (7.98%)
野村ホールディングス株式会社 (5.00%)
また同社のホームページには「スワッチのアニメ日記」が掲載されている。
http://www.ytv.co.jp/anime/suwa/suwa_main.html
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注2 |
シティーハンター(テレビ版)。週刊少年ジャンプに連載(連載期間1985-1991)された北条司によるハードボイルド漫画作品を原作とするテレビアニメ。
http://www.hojo-tsukasa.com/
シティーハンターの放映期間
シティーハンター (1987-1988)
シティーハンター2 (1988-1989)
シティーハンター3 (1989-1990)
シティーハンター'91 (1991)
シティーハンター ザ・シークレット・サービス(1話 1996年)
シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート (1話 1997年)
シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期 (1話 1999年)
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注3 |
2005年12月に発売されたコンプリートDVD-BOX 『CITY HUNTER COMPLETE』。 テレビシリーズ全140話、劇場版・テレビスペシャル各計6本を収録。価格は10万5000円(税込)。
http://www.cityhunter-dvd.com/
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注4 |
名探偵コナン(テレビ版)は、『週刊少年サンデー』に1994年より連載されている青山剛昌の漫画を原作としたテレビアニメで、1996年より読売テレビ系列にて放映開始。現在、漫画・アニメ共に世界各国で人気を博している。
http://websunday.net/conan/index.html
http://www.ytv.co.jp/conan/
劇場作品
http://www.conan-movie.jp/index.html
1997年『時計じかけの摩天楼』 (配給収入11億円)
1998年『14番目の標的』 (配給収入18.5億円)
1999年『世紀末の魔術師』 (配給収入26億円)
2000年『瞳の中の暗殺者』 (配給収入25億円)
2001年『天国へのカウントダウン』 (興行収入29億円)
2002年『ベイカー街の亡霊』 (興行収入34億円)
2003年『迷宮の十字路』 (興行収入32億円)
2004年『銀翼の奇術師』 (興行収入28億円)
2005年『水平線上の陰謀』 (興行収入21億円)
2006年『探偵たちの鎮魂歌』 (興行収入30億円)
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注5 |
ゴールデンタイムは、日本では通常、視聴率が高くなりやすい19:00〜22:00を指し、各テレビ局の花形番組が並ぶ。最近は塾等で子供の帰宅時間が遅くなったこともあり、20歳〜50歳の結婚・未婚・主婦の女性を狙った番組が放送される傾向にある。(注7参照)
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注6 |
『サザエさん』。長谷川町子(1920-1992)の漫画『サザエさん』を原作とするテレビアニメ。1969年以来フジテレビで放送され続けており、平均して20%近い視聴率を上げる。1979年9月16日には39.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録している。
また同番組について、原作者の長谷川は晩年、今テレビでやっているサザエさんは、私のサザエさんとは全く別のものです。私はテレビのサザエさんとは何の関係もありません』と述べて話題となった。
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注7 |
これらの番組(ナイターも加える事も多い)は一般にF1と呼ばれる20〜34才の女性層の視聴が少ないといわれている。このF1層は総広告費の10%を占める化粧品・トイレタリー業界等の主なターゲット層で消費傾向も高い。
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注8 |
『結界師』。『週刊少年サンデー』(小学館)に連載中(2003~)の田辺イエロウによる連載漫画。2006年10月16日からよみうりテレビにて放映開始。
http://websunday.net/kekkaishi/
http://www.ytv.co.jp/kekkaishi/index.html
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注9 |
B'z。松本孝弘、稲葉浩志の2人で構成される日本を代表するロックユニット。ビーイング傘下のレーベル、VERMILLION RECORDSに所属。
CD総出荷枚数:約9,500万枚(歴代1位)
認定ミリオンセラー数(出荷枚数):シングル20作・アルバム21作(ともに歴代1位)
LIVE観客総動員数:延べ約700万人(歴代2位)
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注10 |
株式会社ビーイング 1978年設立。代表取締役:長戸大幸
音楽制作会社兼音楽出版社で、傘下に音楽及び芸能に関する多数の企業を抱える。B’sをはじめ、ZARD、倉木麻衣といった著名アーティストの他、知名度の高い作詞家・作曲家・アレンジャーを多数抱えている。
http://beinggiza.com/
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(敬称略)
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片岡秀太郎の右脳インタビューへ |